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【僕らのアイドルが現役引退】ラウル・ゴンザレスがレアルで歩んだ光と影

   

「ラウルが今季限りでの現役引退を表明」

そんなニュースが飛び込んできたのは、1ヶ月前の10月15日だった。

数々の記録を打ち立て、レアルの象徴とされたラウルだが、彼が歩んだキャリアは、決して輝かしいものだけではない。

僕らのアイドル、ラウル・ゴンザレスが歩んだ光と影とは?

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1994年10月、当時17歳の若さでレアル・マドリードでデビューを飾ると、2010年夏にシャルケ04に移籍するまでの16シーズンの間、3度のUEFAチャンピオンズリーグ優勝を経験。さらにチャンピオンズリーグでは通算71ゴール。これは昨季、リオネル・メッシとクリスティアーノ・ロナウドに破られるまでの大会記録。

また、レアル・マドリード在籍時、ラウルが全公式戦で挙げたゴールはクラブ歴代最多得点記録だった323ゴール。通算出場数も741試合でクラブ記録となっている。リーガ・エスパニョーラでは6度の優勝と、リーガ通算228ゴールは、まさにレジェンドと呼んでふさわしい選手。(※今季、C.ロナウドがラウルの持つクラブ歴代最多得点記録を更新したが、通算出場数は当分、塗り替えられることはないだろう)

彼の特徴は、ゴールへの嗅覚の鋭さ。個人で打開できるような選手ではなく、身体的にもそれほど恵まれていないラウルは、とにかく他の選手よりも走った。献身的なその走りは、クラブ歴代最多だった323点ゴールという数字を生み出し、ボールを追いかけるその姿は何度もチームを鼓舞した。

しかし、ラウルが32歳を迎えた辺りから、彼のその献身的な走りに衰えが見え始めた。と同時に、ジョゼ・モウリーニョが監督に就任。カウンターサッカーを主とする監督のもとで、彼の出場機会は激減してしまう。

2010年夏に、ラウルはブンデスリーガのシャルケ04に移籍することを決意。わずか2年間の在籍だったにも関わらず、チームメートに与えた影響力は凄まじく、2年間、ラウルと共にプレーをしたDF内田篤人は

「人間性も凄い。プロのアスリートってこういうのを目指さないといけない。2年間一緒にやれて幸せ。プレーはもちろん、あれだけのスターなのに偉そうなところが全くない。ファンへのサインも嫌がらずに全て応じて、練習でも俺らと一緒に泥んこになって腹筋とかやっている。いつもチームのことを考えていて、みんなに絡んで、みんなの意見を聞く。どんな試合でも力を抜いたプレーを見せたことがない。コンディション管理への気配りも相当なもので、年齢に関係なく攻守にわたって走り回ってくれる」と語っている。

そのシャルケで過ごした2シーズンで、ラウルは通算40ゴールを決め、11-12シーズンのチャンピオンズリーグではシャルケをベスト4に導いており、ラウルがつけていた背番号7は、クラブの永久欠番となった。

その後は、アル・サッドで2年間プレーし、2015年からは、アメリカのニューヨーク・コスモスでユースアカデミーのテクニカルアドバイザーと選手を兼任することに。

そして、先日、ラウルはチームを優勝に導いて、現役を引退した。

21年間のサッカー人生。ラウルののセカンドキャリアについては、様々な噂があり、レアルに戻るのではないか、そのまま残ってユースアカデミーに専念するのではないか、などなど。

場所はどこであれ、今後のラウルの活躍に期待しましょう。

 

 

出典:YouTube
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