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C.ロナウドの心は既にマドリードにあらず?わがまま会長の好みに左右される監督と選手。

      2016/01/04

ライバルに歴史的な大敗をし、立場が危うくなっている監督についてクラブの会長は「監督は、われわれの全面的な支持と信頼を得ている。彼はそのプロ意識、実績、経験、そして能力を買われ、監督に選ばれたのだ」と記者の前で語った。

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その会見はマドリードの会長らしく威厳があり自信に満ち溢れている表情である一方で、もう後任の監督は決まっている、そして、現監督が解任された場合には自身の首も飛ぶ、ということを覚悟している表情にも見えた。このクラブでの監督支持表明は大きな意味を持たない。

ことの発端はアンチェロッティの監督解任から。解任されたシーズンこそ無冠に終わったが、就任1年目にはコパ・デル・レイ優勝とチャンピオンズリーグ優勝を果たし、クラブ悲願であった「ラ・デシマ(10度目の欧州制覇)」を達成。

勝率もレアルを100試合以上率いた監督において、アンチェロッティの119試合で89勝(74%)という勝率は歴代トップであるという。ちなみにアンチェロッティに次ぐ勝率を残したのが、モウリーニョの178試合で128勝(71.91%)。アンチェロッティは前任だったモウリーニョの体制にあまりメスを入れず、ロナウド中心のチーム作り(というより調整?)で、選手と良好な関係を築き、結果を残した。

アンチェロッティの3年目を望む選手達からの声もあっただけに、必然的に次期監督へのハードルは上がってしまった。

そしてやってきたラファエル・ベニテス。戦術家としても知られ、緻密な戦略でチームを勝利に導く監督であることは周知の通り。

しかし、その戦術はスター軍団であるマドリードでは意味を成さなかった。

ペレス会長より「ベイル中心のチーム作りを」と言われたベニテスは、ロナウドの序列を下げ、ベイルの序列をトップにした。ベニテス本人はベイルよりロナウドが上だという意見だったみたいだが、わがままペレスの言うことは絶対。歴史的大敗であったクラシコも、それまでアンカーとして活躍し、チームにバランスを与えていたカゼミーロを外し、イスコもベンチに。コンディションが万全ではないハメスとベンゼマを起用した。わがまま会長の意がそのまま反映されているようだった。この起用についてベニテスは「私はマネージメントをしている」と。

我慢できないのはこの男。クリスティアーノ・ロナウド。昨シーズンは欧州得点王に輝き、2015年バロンドールの最終候補にも名を連ねている、現在世界最高の選手は、ベニテス、いや、ペレスに不満を抱いている。

ベイルを中心とするチーム作りにロナウドは不満なようで、監督解任を要求。解任をしない(ベイル中心のチーム作りをやめない)のなら、自分はマドリードを出て行くとのこと。移籍先は、イブラヒモビッチの契約が今シーズンまでで、新たなスター選手が欲しいPSGか。モウリーニョがユナイテッド監督に就任した場合、ロナウドが高い確率で古巣であるユナイテッドに行く可能性も。

チームに漂う不協和音は、ロナウドだけではない。イスコと監督との間に会話は一切なく、先日行われたクリスマスパーティーにベニテスの姿はなかった。ベニテスとペレスの首が飛ぶタイムリミットはもう近い??

 

 

出典:YouTube

 

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