とある日、マンチェスター・ユナイテッドFWズラタン・イブラヒモビッチがこんな発言をしていたと話題になっているよう。
— Manchester United (@ManUtd) 2017年4月9日
イブラヒモビッチは「まるでベンジャミン・バトンのような気分だよ。俺は年老いて生まれ、若くして死ぬのだろう」と。
「ベンジャミン・バトン」を知らない人のために説明。
2008年に公開された『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』は、ブラッド・ピット主演で公開された映画。
主人公が80歳で生まれて年々若返るという内容で話題になった映画である。
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さて、そんなイブラヒモビッチの「俺はベンジャミン・バトンだ」発言。
実は、30歳の誕生日を過ぎてからの合計得点数が「250得点」に達したという。
これは彼のキャリア通算得点数の半分以上を、30歳を過ぎてから記録したことになる。
世の中の多くの選手は30歳前後でフィジカル面に衰えが出始め、パフォーマンスが落ちることもあるが、彼は例外のようだ。
プレミアリーグ初挑戦となったイブラヒモビッチの年齢は35歳。
この年齢での彼のプレミアリーグ初挑戦には懐疑的意見もあったが、彼らの期待を裏切るような活躍を見せており、現在17ゴールはプレミア得点ランク5位。
ちなみに、イブラヒモビッチが30歳になったのは、ACミランに所属していた2011年10月。
2011/12シーズンのセリエA得点王となったイブラヒモビッチは、翌年に移籍したパリ・サンジェルマンで4年間プレーして3度のリーグアン得点王に輝いた。(PSGでの4年間の通算成績は180試合出場156得点)
スウェーデン代表でも、通算62得点のうち半分以上の34点を30歳の誕生日以降に記録している。
まるで衰えを知らないズラタン・イブラヒモビッチである。
マンチェスター・ユナイテッドとの契約についてイブラヒモビッチは英紙『ミラー』にて
「俺はもう一年のオプションを持っている。俺は今までどのクラブでも契約満了前にチームを去ったことはない」と残留の可能性を示唆。
恩師であるジョゼ・モウリーニョは「彼の決断を尊重する」とコメント。
MLS行きなんていう噂も出ているが、真相は彼にしか分からず。
https://youtu.be/OWwsDuGEGDk