現在、世界最高の選手と言われるリオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドなどスーパースター。彼らの技術やスピード、シュートセンスなどがズバ抜けているのは誰が見ても明らか。しかし、この男を超える選手はまだ現在のサッカー界では出てきていないように思う。
「ジネディーヌ・ジダン」
彼の柔らかいボールタッチに加えて強靭なフィジカル、相手をあざ笑うかのようなテクニックはメッシやロナウドには無い要素。そして不思議なことになぜか彼は必ず大事な場面で大事な場所に居る。それはサッカーが上手いからではないだろう。たぶんジダンが何かを”持っている”からだろう。笑
そして今回これを思い出してしまったのです!12年の歳月を経て改めて見るとやっぱりスゴイな!と感心してしまいました。01-02チャンピオンズリーグ決勝のレアル・マドリードvsレヴァークーゼン。この試合は以前【世界で最も不幸なプレーヤー】ミヒャエル・バラックを知らないあなたへでも紹介しましたが、ジダンのスーパーボレーがこの試合を決めてしまった。奇しくも、そのジダンのマークについていたのが世界で最も不幸な男でお馴染みのミヒャエル・バラック。やっぱりバラックはやってくれますね(笑)
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このシーンの何がスゴイか?サッカー経験者ならわかると思うが、左サイドからの浮き球を左足でボレーするのは、世界に多く存在するプロサッカー選手でも上手くミートすることはおそらく出来ない。そしてそのボールはゴールへと吸い込まれていく。普通じゃ出来ないこのプレーを、ジダンは簡単にやってのけてしまう。本当にスゴイ選手です。実はこのシーン、ロベカルことロベルト・カルロスのオーバーラップもスゴイんです!彼がオーバーラップしていなかったら、この伝説的なゴールは生まれていなかったのだから。