18-19シーズンまでの10年間、4-3-3の中盤の底には必ずブスケッツが君臨。多くのプレーヤーが彼のポジションを奪いに移籍してきたが、彼のポジションは揺らぐことはなかった。しかし、19-20シーズンの開幕戦のスタメンに、彼の名前はなかった。 その日から、バルセロナがバルセロナではなくなってきたのを感じたのだが、それはおそらく筆者だけではないはず。 ブスケッツがバルセロナのトップに昇格してから、彼 […]
毎年、”ヨーロッパ”の年間最優秀選手に贈られる賞であるバロンドール。 いわゆる“世界一”の選手に贈られるバロンドールは1956年に創設され、候補者は30名、最終候補者の発表はなく、投票は”ジャーナリストのみ”によって行われる。 このバロンドールは、毎年1人しか選ばれない名誉ある賞である故に、レジェンド級の活躍をしてきたスタープレーヤーが受賞していない […]
サッカー界において、記憶に残る選手は、これまで数多くの選手がいる。 マラドーナにペレ、ヨハン・クライフにミッシェル・プラティニ、ベッケンバウアーやロベルト・バッジォなど、まだまだ挙げればキリがないほど、サッカーファンの脳裏に焼き付いている彼らの華麗なプレーの数々。 しかし、華麗な彼らと正反対のプレーで世界中の人々の記憶に残る選手となっている選手がいる。 彼の名は、カルレ […]
「ヒエラルキー」なんて言葉は、今はあまり使わないだろうか。 こと、サッカーに限ったことではないが、スポーツ全般で、いや、日常の生活にも、この実力的な「ヒエラルキー」は存在する。 「ヒエラルキー」は、ピラミッド型の段階的な組織構造であり、上の三角形に行けば行くほど、人数は少なくなり、下に行けば行くほど、その人数は多くなる。 サッカーで説明しよう。 トップの1列目には、バロンドール受賞者 […]
今ではあまり聞かなくなった「ティキ・タカ」。 ペップがバルサを去り、ネイマール、スアレスが加入し、MSNを結成。 縦に速いサッカーを加えたバルサは、トレブル(リーガ・コパデルレイ・UEFAチャンピオンズリーグの主要タイトル3冠)を達成する快挙。 [adsense] しかし、その最強サッカーの根底にあるのは、バルセロナの基本であるパスサッカー。 […]
波乱と表現するメディアが非常に多かったが、そうは思わなかった。 EURO2008をW杯王者として臨んだイタリアは、決勝トーナメント1回線でスペインに0-0でPK戦の末、敗れた。 スペインはその大会で優勝を果たし、スペイン黄金時代が始まった。 そして今回、イタリアがスペインに敗れて始まった8年間のスペイン黄金時代に、イタリア自らが「勝利」という形でその黄金時代に終止符を打った。 関連記事:レーヴ監 […]
私たちは何度も師匠に裏切られてきた。 しかし、同時に師匠に助けられたこともあった。 アトレティコとリヴァプールでコンスタントにゴールを重ねたトーレスは、同じプレミアリーグのチェルシーに移籍。 当時のことをトーレスは「誰よりも僕に影響を与えた選手が一人いる。ジェラードだ。彼は僕のキャリア、野心、勝利への意欲を変えてくれた。彼はすべてを変えてくれたんだ」と。 そして「リバプールを離れるときも、彼は『行 […]
彼がバロンドールを受賞するチャンスはもう難しいことかもしれない。この賞を受賞するに値する元スペイン代表のマエストロは、かつてのチームメートであるリオネル・メッシが活躍し続ける限り、この賞を受賞することはないだろう。 [adsense] 2014年ブラジルW杯で優勝候補となっていた無敵艦隊のグループリーグ敗退と、シャビの年齢的衰えが重なったのは決して偶然ではないだろう。テクニックはトップレベルだった […]
まさに天才。努力を知らない天才・グティは、その黄金の左足で多くのマドリディスタを魅了してきた。 誰にも見えないパスコースが、彼には見えているのだろうか。想像もつかないそのパスは、敵だけでなく味方をも欺く。 [adsense] そんな天才も全てがうまくいっているわけではなかった。努力を知らない天才は、同じマドリードの生え抜き出身の頑張り屋であるラウルになぞらえて「グティがラウルほどの努力を重ねていれ […]
レアル・マドリードの若き才能、MFイスコのプレーは驚きの連続だ。 身体の強さであるフィジカルと天才ともいうべきテクニック、パスセンスを持ち合わせた彼は、ジネディーヌ・ジダンと比較されるほど。 [adsense] また、スペイン代表では、バルセロナMFアンドレス・イニエスタの後継者とも言われている。イニエスタはそのことについて 「イスコはスペイン代表の未来だ」 とも語っている。 また、レアル・マドリ […]