メッシ不在のバルサは、それでも強かった。バルセロナのエースとして君臨するリオネル・メッシが今季は9月から怪我に悩まされ、MSNトリオの脅威も昨季ほどではなくなる、というのが大方の予想ではあった。しかし、今季のバルサは違った。
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メッシ不在で奮起したネイマール。FWルイス・スアレスもメッシの穴を埋めようと普段よりも気持ちが入ったプレーを披露しているが、特にネイマールは凄い。
彼自身、メンタル面でどこかメッシに頼っているところがあったのだろう。メッシのエースとしての重圧は、他のクラブのそれと比ではないだろう。それはネイマール自身知っており「メッシがなんとかしてくれるだろう」的なことは少なからずあったとは思う。
しかし、そのメッシを怪我で失うことで、チームにはスイッチが入った。全員に「やらなくては」という気持ちが芽生え(いや、たぶん普段からそのような気持ちは持っているとは思うが)、ネイマール自身にも「自分がやらなくては」という意識が芽生えたと思う。
結果として、バルセロナはネイマールを中心に勝利を重ね、シーズン最初のエル・クラシコにも大勝した。
また、メッシ不在により、ネイマールはメッシ共に出場しているときよりも、2倍以上多くボールをもらっている。これはチームがネイマールを信頼し、ボールを渡す回数が増えたと捉えることができるのではないだろうか。
メッシ不在で、一つステップアップしたネイマール。今後もネイマールから目が離せない。
https://youtu.be/qGamM1GFX8E
出典:YouTube