私たち人間は、どうしても比較したがる生き物だ。
「あいつとアイツはどっちが上手いか」
一方で、こんな声も聞こえる。
「そんな比較するべきではない」
「上手さに比較の基準なんて存在しないのだから、比較すること自体が間違っている」
などなど。
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確かに、得点数やアシスト、足の速さなどなどは、数字として比較することはできる。
しかし、ボールコントロールやトラップ、ボディバランスやドリブルなどなどは、数字に表れないことの方が多い。(細かく分析して算出することも可能らしい)
しかし、比較したいのだ。
ロナウジーニョとジダンはどちらが上手いのか。
確かに、この2人を単純に比較することは出来ない。
それぞれにプレースタイルが異なれば、得点数やアシストなど目に見えるスタッツも異なる。
サッカー好きの100人に
「ロナウジーニョとジダン、どちらが上手いと思うか」
という問いに、およそ半分は前者、およそ半分は後者、と答えるだろう。
しかし、視点を少し変えて問うてみたら、答えは同じとは限らない。
「チームを勝利に導く可能性があるのはどちらか」
「トラップが上手いのは」
「ドリブルが上手いのは」
「繊細なボールコントロールができるのは」
基準が多くあるため、確かに、どちらが上手いかなんて決める方が難しい。
「ロナウジーニョとジダン、どちらが上手いか」
この問いに対する私の答えは、
「決められぬ、どちらも最高のプレーヤーであり、どちらも僕のアイドルだ」
https://youtu.be/mOBrfw1qWaw
出典:YouTube