イタリア史上初となる主要タイトル3冠のまさに原動力となった、インテル3冠の英雄ウェズレイ・スナイデル。
3冠を達成した09-10シーズン終了後、UEFA最優秀MFに選出。
その年の2010年W杯南アフリカ大会にて、オランダの32年ぶり決勝進出に貢献。
2010年のFIFAバロンドールの最有力候補と考えられていたが、最終候補の3人にも残らなかった。
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これは、この年からバロンドールとFIFA年間最優秀選手が統合され、選出方法が変わったため。
従来の選出方法である、ジャーナリストによる投票のみの場合、スナイデルはトップ。
しかし、各国代表の投票により、スナイデルではなくメッシが選ばれた。
この選考は、現在でも物議を醸している。
それを境にスナイデルの環境は大きく変わった。
3冠を達成したモウリーニョはインテルを退団。後任にラファエル・ベニテス氏が就任。
しかし、成績不振により、わずか半年で解任。
スナイデルも度重なる負傷で不振に。
モウリーニョを失ったスナイデルは、チーム不振の原因ともされた。
活躍に見合わない高額な年俸、圧倒的に不足している運動力、スナイデルの創造性より、確実な戦術を選んだチーム方針。
全てが重なったとき、スナイデルはインテルを追い出されるようにトルコ・ガラタサライへと”逃げた”のである。
トルコリーグは、欧州トップリーグよりレベルは落ちるものの、スナイデルは躍動した。
スナイデルの魔法を別角度から pic.twitter.com/E07mpD62VL
— サッカー好きのための拾い読み速報 (@soccer_soku) 2015, 4月 7
そのプレーに、かつて3冠を達成した「世界一級品」の片鱗を見れた気がした。
https://youtu.be/oaCgtLAu0-s
出典:YouTube