「いまこそ世界最高のフットボーラーへ」
栄華を極め、ティキタカと呼ばれたバルササッカーの中盤を支えた天才は、昨季より結成した南米MSNトリオによるバルササッカーの変化に苦しんでいた。そして、彼は、それまでの天才のようなプレースタイルを変化させ、バルササッカーの変化に柔軟に対応した。
[adsense]
それまでの天才的なプレーでカンプ・ノウの観客を魅了したイニエスタの姿は、ここ1、2年でほとんど見られなくなった。13-14シーズンに加入したネイマール、14-15シーズンに加入したルイス・スアレスの加入により、ティキタカと呼ばれたバルササッカーは、カウンターサッカーへの変更を求められたからだ。それまでのイニエスタは、左ウイングを主戦場とし、サイド突破やカットインなどでバルサの美しい攻撃を牽引。ワンタッチプレーや、決してボールを取られることのない間合いでボールをキープする様は、観る者を魅了し、ひき付けた。
そして、先日のエル・クラシコで、イニエスタは再び観客を魅了する魔法のプレーを見せた。それは、かつて私たちが見ていた、輝いてた頃のイニエスタだった。彼はバルサの変化に合わせ自分自身も変化し、相手に合わせて柔軟にプレーする。時にはシンプルで簡単に。時には自らが仕掛け攻撃の起点に。まさに世界最高のフットボーラー。
エル・クラシコでのイニエスタのゴール!!!!!! pic.twitter.com/g7PAtqINSd
— サッカー好きのための拾い読み速報 (@soccer_soku) 2015, 11月 27
クラシコでのイニエスタが凄すぎwwww pic.twitter.com/OzkTXS6huz — サッカー好きのための拾い読み速報 (@soccer_soku) 2015, 11月 24
得点を取ることだけが重要ではない。そんなことを思わせてくれるイニエスタのプレー。
https://youtu.be/5qvcXB4WVi0