クロースはそれに抗うことはできないだろう。比較して初めて、クロースの凄さを実感できるのだから。
先日のリーガ・エスパニョーラ第18節バレンシア戦でトニ・クロースは計80本、全てのパスを成功させており、驚異のパス成功率100%を記録。レアル・マドリードの中盤に欠かせない存在である。
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そして、彼が常に比較されるのが、クロースが移籍する前にマドリードの中盤を牛耳っていたシャビ・アロンソ。彼もまた高いパス成功率を誇っており、現在所属しているバイエルン・ミュンヘンでも異質の存在感を放っている。
しかし、彼らのプレースタイルが全く同じというわけではない。少し高いポジショニングを取るクロースに対し、アンカーのようなポジショニングを取る。ダブルボランチでいう、高めにポジショニングを取るのがクロース、下がり目にポジショニングを取るのがシャビ・アロンソ、と言ったところか。
他にも、シャビ・アロンソの方が、ロングパスを多用する傾向にあるのも彼らの特徴に違いか。
クロース本人は、シャビ・アロンソとの比較を好まないようだが、偉大な選手と比較される選手はそう数多くない。比較されるのも光栄だと思うのだが…。
https://youtu.be/kzGAlPhfR-4
出典:YouTube