幼少期という早い段階から、父親が才能を見抜いていた。兄であるロベルトがプロ契約を交わした際に、父親は指導者に「将来、超一流の選手になるはずの子が家にいます。ロナウドと言います。」と。
彼の名はロナウジーニョ。
7歳でグレミオの下部組織でサッカーを始め、18歳でトップチームデビューは果たした。その後の彼の活躍は言うまでもないだろう。
[adsense]
15-16 PFA最優秀若手選手賞を受賞したデレ・アリもまた、ロナウジーニョのように若き日から注目を浴びたプレーヤーの1人。
11歳でMKドンズのアカデミーに入り、16歳という若さでトップチームデビュー。
15-16シーズンに正式にトッテナムに加入。半年間でレギュラーに定着すると、彼をより話題にしたのが、2016年1月24日クリスタル・パレス戦。1-1の同点で迎えた終了間際に、エリクセンから受けたパスを見事にコントロールしてボレーシュートを決めた。
このゴールについて本人は「生まれながらの本能に従ったまで。良いボールが来たので、1回タッチして、あとは蹴るだけだった。考える時間もなく、自然に体が動いたんだ。どうやって喜んだらいいかわからなかったよ!」とコメント。
敵将のアラン・パーデューは「見ていて鳥肌が立った。そしてあまりにも美しいゴールに言葉が出なかった。彼がボールを浮かせたとき、最悪の事態が頭をよぎった。あの場面は彼にとって素晴らしい瞬間だった。彼は偉大な才能を持っている」と大称賛。
そしてリヴァプールのレジェンドであるスティーブン・ジェラードは「今後10年、15年に渡ってリヴァプールで活躍できる選手。それくらいの能力は持っている。リヴァプールが彼と契約を結ばなかったことにがっかりしている。僕との契約が終わろうとしていたのだから、リヴァプールは彼の獲得に動くべきだった」と。
今回は、ジェラードにここまで言わせるデレ・アリとは一体何者?と思っているあなたへ。
https://youtu.be/W1xiqS5rBi4
出典:YouTube