スマホでDAZNを観ようと思い、Wi-Fiに繋げるとふと目に入る「Buffalo-A-○○○」「Buffalo-G-○○○」の文字。
どちらでもWi-Fiに接続でき、インターネットに繋ぐことができるのだが、一体、両者の違いって?と思っている人は多いと思う。
最近まで、筆者もあまり気にしていなかったのだが、両者の違いを気になって調べたのだが、自宅でのWi-Fi生活が非常に快適になった。
では、”A”と”G”の電波の違いとは?
Wi-Fiで気になる”A”と”G”の基本的な違いとは?
さて、Wi-Fiで気になる”A”と”G”の基本的な違いは、それぞれの電波の違いは「得意分野と苦手分野」。
ん?なんだそれ?得意分野と苦手分野?
あるんです!説明しましょう。
“A”と”G”はそれぞれの電波の得意分野と苦手分野の違い
“A”と”G”には、それぞれ基本的な特徴の違いがある。それぞれの特徴を理解した上でWi-Fiの電波を上手く使い分けることができると、より便利になるはずである。
では、その違いとは?
以下に、その違いを書き記していく。
【関連記事】DAZNでスマホ通信料金が気になる人にポケットWi-Fiをオススメする3つの理由とキャッシュバックの選び方
“A”は圧倒的に速い通信「狭く速く」
“A”の電波は、5GHz(ギガヘルツ)という周波数を使用していて、障害物に弱く、ルーターから離れた場所での接続や広い家には向いていない△。
しかし、この周波数を利用している機器が少ないので、電波を干渉されることがなく、通信速度はかなり速い◎。
これが”A”の電波が「狭く速く」と言われている理由。
“G”は遠くまで安定した通信「広く遅く」
“G”の電波は、2.4GHz(ギガヘルツ)という周波数を使用していて、障害物に強く、ルーターから離れた場所での接続に向いている◎。
しかし、この2.4GHzという周波数を利用している機器(電子レンジやBluetoothなど)は多く、電波の干渉を大きく受ける。これにより、通信は遮断され、接続も不安定に△。
これが”G”の電波が「広く遅く」と言われている理由。
Wi-Fiの”A”と”G”はどのように使い分けるべきか?
それぞれの電波の得意分野と苦手分野が分かったところで、このAとGの電波をどのように使い分けるべきか、悩む人が多い。
結論から言うと、状況に応じて、Wi-Fiの電波を使い分けるのが◯。
そこで、いくつか例を出してみるので、Wi-Fiの使い分けの参考にしてもらえればと思う。
シーン1:古いスマホ端末をWi-Fiに接続する場合
古いスマホ端末は2.4GHz(Gの電波)の周波数しか対応していないため、Wi-Fiに接続する場合はGの電波を使用することになる。
5GHz(Aの電波)は、比較的新しい周波数のため、古い端末では対応できないことが多い。
シーン2:一戸建て2階の寝室でWOWOWオンデマンドを観る場合
一戸建て2階の寝室でWOWOWオンデマンドを観る場合。
この場合、Wi-Fiルーターが置いてある場所によって判断が異なる。
①1階のリビング等にWi-Fiルーターが置いてあり、2階の寝室でWOWOWオンデマンドでリーガ・エスパニョーラを観る場合、2.4GHz(Gの電波)を使用すべきだろう。
5GHz(Aの電波)は、通信速度は速いが障害物には弱いので、ドアや壁などが間に入ると通信は遮断され、接続は不安定になる。
よって、2.4GHz(Gの電波)を使用するのが◎。
②2階の寝室にWi-Fiルーターが置いてあり、そこでWOWOWオンデマンドで音楽ライブを鑑賞する場合、5GHz(Aの電波)を使用すべきだろう。
5GHzは障害物には弱いが、通信速度はめちゃくちゃ速い。遮るものが何もない場合、5GHz(Aの電波)よりも通信速度が劣る2.4GHz(Gの電波)を、わざわざ使う必要はないだろう。
よって、5GHz(Aの電波)を使用するのが◎。
シーン3:自宅リビングでプレミアリーグをDAZNで観ていたら急に通信が止まった場合
自宅リビングにて、プレミアリーグをDAZNで観戦していたら、急に通信が止まった場合。
この場合、5GHz(Aの電波)を使用すると良いでしょう。2.4GHz(Gの電波)は通信速度では5GHz(Aの電波)に劣る。
また、2.4GHz(Gの電波)をリビングで使用すると、同じ周波数を使用している電子レンジやBluetoothなどに電波を干渉されてしまい、通信遮断や接続不安定などが起こる。
ストレスなく、自宅でDAZNを観たいなら、5GHz(Aの電波)を使用するのが◎。
シーン4:複数の端末を同時にWi-Fiに接続する場合
複数の端末を同時にWi-Fiに接続する場合。
この場合、選択を間違えれば、通信速度が低下することがあり、非常に使いづらく、イライラすることも。
5GHz(Aの電波)を使用すれば、複数の端末を接続しても通信速度の低下を2.4GHz(Gの電波)よりも抑えることができる。
なぜか?
高速通信が可能な11acの通信規格を採用している5GHz(Aの電波)は、元々の通信速度がめちゃくちゃ速い。
しかも、データを送るための「チャンネル」と呼ばれる通路の数が、2.4GHz(Gの電波)よりも多く、送信できるデータ量も多くなっているから。
ということで、5GHz(Aの電波)を使用するのが◎。
“A”と”G”の両方の電波を使えるWi-Fi無線ルーターとは
自分のWi-Fiの接続環境に応じて、2.4GHzと5GHzを使い分けるのが◎。
例えば、2.4GHzで使っていたけど、電子レンジを使い始めて、電波の干渉を受けたから5GHzに変更した、など、状況によって切り替えられる。
筆者はBuffalo製のWi-Fiルーターを1階リビングに置いてあり、2階にいるときは2.4GHz(Gの電波)を、1階にいるときは5GHz(Aの電波)を使い分けている。
Wi-FiでGの電波を使っても接続出来ずにイライラする前に対策を
これまでの説明から、Wi-Fiは簡単な話、ルーターの近くではAの電波を、ルーターから遠いところではGの電波を使用すれば良いのだが、遠い部屋でGの電波を使っても接続出来なかったり、通信速度が遅くてイライラすることもある。
そこでイライラしてWi-Fiに繋ぐのを辞めてしまうと、携帯の通信料が高くなるので、いくつかの対策を紹介。
必ず良くなる、というものではないが、対策をやらないよりかは、やった方が◎。
対策1:Wi-Fi無線ルーター親機を建物の中心に設置する
Wi-Fiの電波というのはルーターを中心に球体状に送られている。なので、Wi-Fiの無線ルーター親機を建物の中心に設置するのが良いだろう。
いくら障害物に強いGの電波とはいえ、建物の端、例えば1階リビングの端に置くと、1階の逆の部屋でもちょっと接続はキツい。となると、2階の端の部屋は…。
となると、建物での真ん中の部屋、筆者の自宅では廊下に相当するので、そこにWi-Fi無線ルーターを設置している。
これでも2階の寝室はキツかったので、階段の途中のところに中継機を設置している筆者です。
対策2:Wi-Fi無線ルーターを高いところに設置する
Wi-Fi無線ルーターを高いところに設置するのは有効策。
高さは1〜2mくらい、腰から上あたりの高さに設置できると◎。
これで障害物の影響が少なくなり、Gの電波もキャッチできるので、膝くらいの高さや床に直置きしている人は即変更したほうが良い。
対策3:Wi-Fi無線ルーターを電波の干渉源から離して設置する
Wi-Fiルーターを電波の干渉源から離して設置することは、Gの電波を使用する上で必須。
2.4GHzであるGの電波は、電子レンジやBluetooth、電話機なども使用していて非常に混雑しているので、それらの機器の近くにWi-Fiルーターを設置するのは△。
なるべく、干渉するような機器からは離して設置してGの電波を使用するのが◎。
Wi-FiのAとGの違いまとめ
ここまで長々と書いてきたが、簡単に言うと、Wi-Fiを利用する上で快適に過ごしたいなら、どっちの電波を使えば良いのか、ということ。
・Wi-Fiルーターの近くなら”A”の電波を使用
・Wi-Fiルーターから遠いなら”G”の電波を使用
Aの電波とGの電波は、それぞれにメリットとデメリットがある。それぞれの電波の特性をよく理解した上で、状況に応じたWi-Fiが大事。
自宅のWi-Fiの通信速度でイライラする人は、周波数の違うWi-Fiを利用してみるのが◎。
そもそも家のインターネットが遅い場合は?
色々試したけど、通信速度にイライラする…なんて人は、まさかの自宅のWi-Fiそのものが遅い可能性がある。筆者もその1人。
その場合は、思い切ってWi-Fiプロバイダごと変えてしまうのが◎。
Wi-Fiの買い替えに関する記事は下記より。
記事にも書いているが、継続契約するよりも新規で乗り換え契約したほうが色々とオトク。
GMOとくとくBB
ポケットWi-Fiのイメージが強いGMOとくとくBBだが、実は自宅に設置できるドコモ光Wi-Fiルーターもある。
来店不要でWEBからの申し込みで全ての手続きが完結し、次世代技術v6プラスを採用しているドコモ光は超高速通信で◎。
そして、筆者がオススメする最大の理由は高額キャッシュバックと期間限定の豪華特典の数々。
dポイントプレゼントやインターネットセキュリティ1年間無料など、期間限定で今しか恩恵を受けれないような豪華特典ばかり。
また、新規工事は無料、Wi-Fiの設置・設定は業者にお任せなので、ものすごく楽チン。
詳しくはGMOとくとくBBの公式サイトをチェック。
【公式サイト】速いドコモ光なら【GMOとくとくBBのドコモ光】auひかり
GMOとくとくBBがドコモ光を提供している一方、auひかりも筆者オススメのプロバイダである。
auひかりはauユーザーにメリットが大きいものとなっており、auスマートバリューに加入すれば、auスマホの月額料金から永年割引されるので◎。
また、auひかりも高額キャッシュバックと豪華特典がついており、それに伴うオプション加入なども不要。
こちらも新規工事料金は無料、Wi-Fiの設置・設定は業者にお任せなのも◎。
詳しくはauひかり公式サイトをチェック。
【公式サイト】auひかり申し込みでキャッシュバック40,000円を最短1ヶ月後に一括進呈!どんなときもWi-Fi
ここで1つ、ポケットWi-Fiを利用する選択肢を皆さんにご提案。
外出時に持ち運び可能なポケットWi-Fiは、そもそも工事が不要で、自宅に業者を入れたくない人は、あえてこちらを選択する人もいる。
なかでも筆者オススメは、いま話題のクラウドWi-Fiという仕組みを利用している「どんなときもWi-Fi」
クラウドWi-Fiとは、クラウド上に存在する複数のSIMカードを割り当てることで、これまでのポケットWi-Fi業界では常識だった「通信制限」が一切ない。
また、SoftBank・docomo・auの回線を利用しているので、通信速度も文句なし。
また、ポケットWi-Fi業界では常識だったWi-Fiの海外レンタルも、どんなときもWi-Fiなら、わざわざ面倒な手続きをしてレンタルしなくても、そのまま海外旅行や海外出張に持って行けるので◎。これもクラウドWi-FiとクラウドSIMのおかげ。
詳しくはどんなときもWi-Fiの公式サイトをチェック。
【どんなときもWiFi】容量無制限でネット使い放題!