世界には「天才」と呼ばれるプレーヤーが稀に存在する。2015年バロンドール候補に選ばれた、バルセロナFWリオネル・メッシやFWネイマール、レアル・マドリードFWクリスティアーノ・ロナウド、バロンドール候補からは惜しくも外れてしまったがMFアンドレス・イニエスタなど、彼らは超人的なテクニックと並外れた身体能力を兼ね備え、相手を翻弄する。
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日本にもかつて「天才」は存在した。小野伸二は、13歳でU-16日本代表に選ばれるなど、サッカー王国である静岡(もう古い?)で、早い時期より「天才」と呼ばれ続けてきた。それは彼が日本を飛び出し、オランダでプレーした際も、周囲からは「天才」と呼ばれた。
その証拠に、当時のチームメートでもあったロビン・ファン・ペルシーは『シンジは天才。オランダ代表の練習でシンジより上手い選手はいなかった』と語っており、また同じオランダ代表のウェズレイ・スナイデルは『これまで対戦した中でも、最もタフな相手の一人。彼が日本人だからとか、あなたを喜ばせようとしてそう言っているんじゃないんだ』と。
そのほかにも多くの海外有名プレーヤーから賞賛を受ける小野伸二。しかし、彼は度重なるケガに悩まされた。欧州でのキャリアステップアップは果たせず、06年にフェイエノールトから古巣・浦和レッズへと復帰。当時、日本に帰ってきた小野伸二のプレーを見て、彼は変わらずの「天才」だ、多くの人がそう思ったのではないだろうか。
年齢的にも、引退はそう遠くはないと思われる日本の「天才」のプレーを、いま一度、目に焼き付けてはどうだろうか?
https://youtu.be/yqjNz1yy34Q?t=8s
出典:YouTube