とうとうクラブ幹部がモウリーニョ解任に踏み切った。チェルシー歴代最高の成績を収めたモウリーニョの今回の解任は、後味が悪いものではなかった。もう一度、チェルシーの監督をやって欲しいと思うくらいだ。
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そんななか、皆さんが気になっているのは、『誰が後任監督をやるのか』。現在、名前が挙がっているのは、かつてチェルシーでも指揮をとったことのあるフース・ヒディンク氏、もしくは、ファンデ・ラモス氏だ。
『ん?ヒディンクは知っているけど、ファンデ・ラモスって誰?』と思っている人も多いのではないだろうか。実は、私もあまり良く知らない。(笑)
なので、少し調べてみました。
スペイン出身のファンデ・ラモス。選手時代は、膝の怪我で28歳で引退。指導者の道を歩み始める。
2004年には、スペイン代表監督としてルイス・アラゴネスとともに代表監督の候補に挙がっていたとか。翌年にセビージャの監督に就任。セビージャで多くの成功を収め、プレミアリーグのトッテナムの監督として”引き抜かれ”、トッテナム監督に就任。低迷していたチームをなんとかリーグ11位まで順位をあげた。
その後は、再びスペインに戻りレアル・マドリードの監督に就任。2009年からはロシアで指揮をとり、2010年にはウクライナのFCドニプロ・ドニプロペトロウシクの監督に就任。2014年にクラブを退任していた。
彼のサッカースタイルは、守備・組織を重視する堅実なもので、非常に規制の多いサッカーを好む。セビージャ、トッテナム、レアル・マドリードのいずれのクラブでも両サイドにアタッカー、中盤の底に守備的な選手を配置した4-4-2をベースとしているようだ。
守備が崩壊し、攻撃陣に活気は見られないチェルシーを、ファンデ・ラモス氏は復活させることができるのであろうか。期待。