ミシェル・プラティニ、ロベルト・バッジョ、アレッサンドロ・デル・ピエロ、カルロス・テベスらが付けた栄光の番号、背番号10。その番号は、ユヴェントスの歴史を語る上で、とても大事な背番号であり、その重みは計り知れない。
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そして今季より、ポール・ポグバはその「背番号10」を背負ってプレーすることを決めた。しかし、昨季ほどのパフォーマンスは見せておらず、メディアからは「その偉大なる背番号の重みに耐えられないのではないか」という声がちらほら。
それに反論するかのようにポグバは「背番号10?ただの数字さ。いつだっていいプレーをしたいと思っている。監督の言うことだけを聞いているので、他の人に批判されても関係ない。集中してベストを尽くすだけだ」と。
とはいえ、彼も少し気にしているのか、10月25日のアタランタ戦で、謎の行動があった。背中にある背番号10の右横にマジックで小さく「+5」と書き加えられていた。「背番号はただの数字」とコメントしたばかりのポグバ。謎が謎を呼ぶ背番号『10“+5”』事件の真相は誰にもわからず…。
Pogba. 10+5 pic.twitter.com/vhCxuTdw0t
— Federico el Hutt (@Baironismo) 2015, 10月 25
「10」の重みはユヴェントスだけに限らず。ビッグクラブと言われるチームの「10」は、常に注目され、良いプレーをすれば賞賛され、悪ければメディアやファンの批判の的となる。レアル・マドリードの「背番号10」については、先日紹介したレアル・マドリード『背番号10』の系譜。時代とともに進化する『背番号10』を考えてみる。でもご覧いただくとして。
ポグバが超えなければならないその背番号の重み。私たちには計り知れないその重圧は「背番号10」をつけたものにしかわからないのだろう。
移籍金1億ユーロ(約132億円)が必要と言われているポール・ポグバ。その金額と「背番号10」に見合う活躍が今後できるのであろうか。注目です。
https://youtu.be/UgrMebM9cqY