この記事を書くにあたり、タイトルに「大躍進レスター」だとか「大穴レスター」とかいう表記をしようと思ったが、やめた。
少なくともシーズン開幕当初にその表記を使うことは、辛うじてプレミアリーグ残留を果たした昨季の成績、今季のプレミア優勝オッズが約5000倍ということから考えるとおそらく妥当であったと思う。
しかし、当時と状況は変わった。
レスター・シティの優勝オッズは約1.5倍になり、リーグ優勝は目前に迫っている。
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岡崎慎司が慣れ親しんだドイツから異国の地イングランドへと渡ったとき、レスター・シティというクラブの存在すら知らなかった人が大多数であったが、春を迎えてこのクラブを知らない人は世界中でもそうはいない。
レスターの強さの秘訣は、強力なストライカーの存在。
カウンターが主攻撃のレスターのボールポゼッション率は、リーグワースト3位。ボールを奪ってからゴールまでのスピードの速さはピカイチ。
なかでも、わずか4年前の2012年には3部リーグでプレーしていたジェイミー・ヴァーディは、持ち前のスピードと抜群の嗅覚で得点ランク2位の33試合21ゴールという文句なしの成績。
彼は、05年には工場で働きながらプレーをしていたというから、なんという夢物語だろう。
先日の代表戦では、素晴らしいゴールを世界王者ドイツから奪っており、フランスで開催されるEURO2016の注目の的になるのは間違いない。
ジェイミー・ヴァーディ2005: 工場勤務2011: 5部リーグでプレー2012: 3部リーグでプレー2015-16: プレミアリーグ32試合20ゴール8アシストLike or Shareしよう!!#jamieVardy #LeicesterCity #Like #Share
決して夢を諦めなかった遅咲きのヴァーディ。
この夢物語の続きは、EURO2016で見られるかもしれない。
https://youtu.be/kHhvXHUefdo