【16-17プレミアリーグ終盤戦突入】激化するCL出場権争いと気になる優勝の行方は?

毎年、桜が咲くころになると、話題になるのが「プレミアリーグ優勝予想」と「CL出場権獲得予想」。

中でも今シーズンは、群雄割拠の監督時代となっただけに、得失点差で泣くチームも出てくるであろう。

終盤戦に突入したプレミアリーグの今後の順位を少しだけ考えてみよう。

 

 

レスター・シティ”奇跡の優勝”から1年。今シーズンは…。

昨シーズンに世紀に残る優勝を果たしたレスター・シティ。

今シーズンよりCLという大舞台で戦うこともあり、シーズン中盤あたりまではチームもギクシャク。

フロントはこれに見切りをつけて、昨シーズンプレミア優勝の立役者の1人であるクラウディオ・ラニエリをシーズン途中で解任。

すると、水を得た魚のように、レスターは勝ち星を重ねるように。

“奇跡の優勝”からのプレミアリーグ連覇は絶望的だが、降格圏争いからはなんとか脱出できたか。

 

“どん底”チェルシーを生き返らせた、MVP級の活躍を見せるエンゴロ・カンテ

そもそも、レスターシティの心臓となっていたフランス人MFがチェルシーに移籍しなければ、今シーズンもレスターは上位争いをしていたかもしれない。

それほど、エンゴロ・カンテのレスターでの活躍は素晴らしかった。

フランス人MFがロンドンの地に降り立った瞬間、レスターは戦わずして翌シーズンの上位争いから早々に脱落したと言えよう。

そして降り立ったロンドンの空気はどんよりと重かったに違いない。

モウリーニョの呪縛から抜け出せずにプレミア優勝はおろか、CL出場権確保すらできなかったのだ。これは、アブラモビッチがチェルシーのオーナーに就任して以来、初めての出来事。(11-12シーズンを6位で終えているが、この年にCL優勝を果たしているため、翌シーズンのCL出場は優勝チームとして出場)

シーズン序盤はマッチするシステムを模索していたが、コンテ監督がユヴェントス時代に活用していた3-4-3をチェルシーでも採用すると、そこからは言うまでもないだろう。

特に、ピッチ中央で縦横無尽に走り回るカンテの存在は際立っており、今シーズンのMVP候補筆頭だろう。

また、息を引き返したエデン・アザールやジエゴ・コスタ、ベンチ外から這い上がってきたセスク・ファブレカスは個人的に注目。

今シーズンのプレミア優勝はおそらくチェルシーで決まりではないだろうか?

 

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ペップ・グアルディオラはマンチェスター・シティでも成功するはずだった…

バルセロナで築いた「ティキ・タカ」は、現在のバルセロナの礎となっているし、当時のスーパースターであったロナウジーニョを実質上の戦力外とみなし、カンテラ出身のリオネル・メッシを中心としたチーム作りを始めたペップ。

その後のバルサとレオの功績は私がここで言うまでもないだろう。

常に向上心を求める彼のこと、バルサをいずれは離れることはファンももちろん薄々は気づいていただろうし、それはバイエルンファンもそう思っていたはず。

そして、次なる修行の場に選んだのはイングランド・プレミアリーグ。

そこでも彼はすぐに結果を出すと、世界中の誰もが思ったはずだ。

しかし、事はうまくは運ばなかった。

彼のサッカーを実現するためには、GKとDFのビルドアップ能力が必須なのだが、今シーズンのマンチェスター・シティには、そのピースが足りなかった。

事実、2017年4月5日に行われたプレミアリーグ第31節の対チェルシー戦。

ペップの戦略は見事だったのだが、肝心の選手の能力がペップのそれに追いついていない。

今年の夏には、ペップが理想する選手の獲得をするに違いない。

どうやら完全なる”ペップ・シティ”となるのは、来シーズン以降になりそうだ。

 

ゲーゲンプレスを会得しつつあるリヴァプールがプレミアを席巻する日も近い??

リヴァプールの監督であるユルゲン・クロップが、就任してすぐに実践したのが守備への意識を高めることだったという。

これは、すなわち、クロップがドルトムントで浸透させ、ブンデスリーガを席巻した「ゲーゲンプレス」をリヴァプールでも、という考えからだろう。

今シーズンは、このゲーゲンプレスがプレミアでも威力を発揮しつつある。

おそらく昨シーズンの監督就任時から、すぐに結果を出そうとは思っていなかったはずだ。

シーズンを8位で終え、CL出場がないことは、皮肉にもリヴァプールにとってはゲーゲンプレスを熟成する良い時間であった。

悲願のプレミア優勝は若干キツいだろうが、CL出場圏内で終えることは十分に可能なはず。

 

とうとう首切りヴェンゲル??アーセナルTOP4陥落の危機到来

とうとうアーセンヴェンゲルの首が飛ぶ時が来たか?

プレミアリーグ30試合消化時点で勝ち点54でEL圏外の6位。

ここで少し順位を詳しく見てみよう。

マンチェスター・ユナイテッドは30試合消化時点で勝ち点57の5位。

CL圏内である4位のマンチェスター・シティは31試合消化時点で勝ち点61。

3位はリヴァプールで32試合消化時点で勝ち点63。

クリスタル・パレスと対戦した第32節はまさかの完敗。

ちなみに、ヴェンゲルがアーセナル監督に就任した96-97シーズンから現在まで、一度もTOP4から陥落していない。

限られた資金で選手を補強し、プレミア優勝はできないけど、TOP4には君臨し続けてきたアーセナルとヴェンゲル。

ついにその記録が途絶えることになるのだろうか。

クラブ首脳陣は、彼に厚い信頼を置いているようで、契約延長の噂もちらほら。

果たして来シーズン、ヴェンゲルの姿をCLとプレミアの舞台で見れるだろうか。

 

ハリー・ケインの実力は本物。トッテナム躍進の陰にアジア人FWあり?

14-15シーズンには21得点を挙げ、15-16シーズンには25得点を挙げて、プレミアリーグ得点王を獲得。

そして16-17シーズンである今季は、31試合消化時点で19得点と、過去2年の成績が偶然ではないことを証明している。

そして何より驚いたのは、これが31試合中23試合の出場で19得点であるということ。

これは本物だ。

23歳という年齢からもまだまだ伸びしろはありそうである。

ハリー・ケインだけがトッテナムの躍進を支えているのではない。

個人的にMVPをあげたいのは、韓国代表FWソン・フンミンだ。

ハリー・ケインが負傷退場した2017年3月12日のFA杯準々決勝ミルウォール戦で途中出場すると、そこからハットトリックの活躍。

その後も4月に入ってからプレミアリーグ第30節バーンリー戦で1得点、第31節スウォンジー戦で1得点、第32節ワトフォード戦で2得点。

リーグ戦の得点数もアジア人初となる二桁得点に到達。

彼を知らない人は、今後も要チェックである。

 

16-17プレミアリーグ順位予想!

シーズン終盤に入り、ここでの順位予想はズルいとは思いますが、勝手に順位予想を。

優勝はおそらくチェルシーで決まりでしょう。

2位はトッテナムか。3位に僅差でマンチェスター・シティと言ったところだろう。

難しいのはここから。

4位に入るのリヴァプールかユナイテッドか。

勝ち点で並んで、得失点差での勝負になりそうな予感。

となると、リヴァプールに軍配か。

そして6位にはアーセナルと予想。

皆さんはどうだろうか。

 

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終盤に向けて白熱するイングランド・プレミアリーグ。

プレミアリーグを見るならスカパー!でしょう。

 

 

詳しくは過去の記事にて詳しく掲載しています。

スポナビ・WOWOW・スカパー・DAZN(ダゾーン)。欧州サッカー好きが観るべきテレビ動画放送は??

WOWOWとスカパー、無類のサッカー好きであるあなたはどちらを選ぶべきか??

 

 

出典:YouTube

 

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